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2016年8月 2日 (火)

バン・アレン帯を超える宇宙旅行は時期尚早か?(NASAの調査より)

NASAは、2016年7月28日アポロ計画に参加してバン・アレン帯を超えて月に到達した宇宙飛行士が高レベルの宇宙放射線にさらされたことにより長期的に循環器系疾患の発生率が参加しなかった宇宙飛行士に比べ4倍も高かったという調査結果を発表した。
バン・アレン帯を超えた人類はアポロ計画に参加した限られた人だけだが、想像以上に宇宙放射線の影響は甚大である。この調査だけでも、人類が月や火星に宇宙に飛行することはまだ無謀であるといえるだろう。宇宙放射線にいかに対処するか、その対策を見いだすことのほうが先決である。
business newslineの記事を転載する。
 
【NASA: アポロ計画の宇宙飛行士の循環器系疾患の長期発症率は他の宇宙飛行士の4倍・宇宙放射線の影響】
http://business.newsln.jp/news/201607290327460000.html

NASAの研究チームが発表した論文により、アポロ計画に参加して地球の低軌道よりも先の宇宙空間でのミッションに参加した宇宙飛行士が長期的に循環器系疾患の発症率は、同時期の他の低軌道のミッションにしか参加しなかった宇宙飛行士に比べて4倍にも達していることが判った。

NASAの研究チームでは、アポロ計画に参加した宇宙飛行士に循環器系の疾患が多数発生している原因は、地球のバンアレン帯を超えた宇宙飛行を行い高レベルの宇宙放射線に晒されたことにより一部の血液細胞が破壊されるなどの影響を受けたことが原因とみている。

今回発表された研究発表を受けて、有人宇宙飛行の専門家の間からは、将来的に実施が計画されている有人での月や火星飛行が宇宙飛行士に与える影響を抑えるためには、ミッションに要する飛行時間をできるだけ短縮して、ディープスペースを短縮するなどの考慮が必要となるとの指摘もでてきている。

この研究発表は、University of FloridaのMichael D. Delpを中心とする研究チームにより、学術専門誌のScientific Reportsを通じて発表された。

Source: doi:10.1038/srep29901

Emily Thomas is contributing writer of the Business Newsline.  Send your comment to the author

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